プレゼントに選ばれるロボットたち

著者 : HaLu

■普段の生活のちょっとしたサポートに
両親や祖父母に贈り物をする機会に、候補にあがってくる贈り物の中には、生活に役に立つもの、生活のサポートをしてくれるもの、そんな商品を選ぶようになってきました。離れて暮らす親のことを心配しながらも現実では、仕事や自分の家族のこともあり、時間的にも物理的にも制限があって、直接サポートしたり、頻繁に会いに行くことができないのが現実です。
そんなときに、少しでも体力な負担を軽くするもの、精神的な支えとなるモノがあればいいなと思っている人は多いと思います。そんな人たちのリクエストに応えるかのように、最近では様々なロボット商品が発売されています。今回は、ロボット商品導入編ということで、プレゼントして選びやすいお手頃ロボット商品を紹介いたします。

■家事軽減ロボット代表「お掃除ロボット」
お手伝いロボットと言えば、お掃除ロボットです。よくよく考えれば、洗濯機もレンジも全自動なのでロボットの一種みたいなものとも思えますが、洗濯物や食べ物を出し入れする人間の手が必要になっています。スイッチ入れれば、勝手に動いてお掃除をしてくれるというお掃除ロボットと、全自動の家電との違いはココにあるのです。
2002年に発売以来、世界50カ国で500万代以上を販売しているi Robot社のルンバシリーズ、東芝のスマートロボットクリーナー、シャープのCOCOROBO。
ルンバは言わずと知れた、お掃除ロボットの代表格です。東芝も発売当初はかなりその性能UPに苦戦してましたが、最近のシリーズでは驚くほどの改良が施され、急激に使いやすい商品に生まれ変わってます。そして、シャープのCOCOROBOはその名前の通り、ココロがポイントです。お掃除そのもの以外に注目されたのは、声で反応するコミュニケーション能力です。ちょっとしたおしゃべりが楽しめるということで、癒しの時間を与えてくれるプレゼントには最適な商品かと思います。余談ですが、私の祖母はしゃべらないルンバと会話してます(笑)。お掃除が終わるとねぎらいの言葉をかけ、ポンと頭をなでるかのような仕草まで。ルンバのクリーニングのときにもいたわるように話しかけてます。これも一種のコミュニケーションだと、楽しくその会話をのぞき見していました。
最初のルンバをプレゼントしたときには、喋る機能付きのCOCOROBOが出ていなかったので、こういうのがあるといいなと思っていたものがそのまま形になったと驚いたのを覚えています。
そのほか、韓国メーカーや国内でもおもちゃのメーカー、バンダイなどからも様々な種類のお手頃価格のお掃除ロボットが発売されています。

■心が癒される「ペットロボット」08
1999年に登場、2006年にその生産が終了という終わりを迎えてしまったソニーのAIBO。ペットロボットの代表格です。残念なことに、ソニーがロボット事業から撤退してしまったため、今は新しく手に入れることができません。2006年に生産は終了していましたが、今年ついにそのサポート業務も終了となってしまいました。クリニックと呼ばれていたこのサポートシステム終了の際には多くのファンが嘆き悲しんでニュースに大きく取り上げられていました。今後、AIBOがケガをしても治してくれる病院がないのです。遂にペットとの別れが来るのか!ロボットだから永遠に一緒だと思っていたのになんて言葉も多く耳にしました。生きているペットと同じように接していた人たちが多かった証拠です。ロボットであるはずのAIBOとの別れに、生きているペットと同じような感情を抱くことがあるとは思いもよらなかったはずです。しかし、これは発売当時のソニーのキャッチコピーそのままなのです。

「愛という感情を、ロボットに抱くとは思わなかった」

そう。ソニーはすでにその先の未来を見据えていたと言っても過言ではないのかもしれません。
さて。ペットロボット代表格の説明はこの辺にして、現在手に入るおすすめペットロボットを紹介します。高齢者でもスマホは広く普及しているので、スマホと一緒に使えるものなども多く発売されています。何より、お手頃価格が多いのも魅力です。
タカラトミーのOmnibotシリーズは、Omnibot Hello! Zoomerは日本語と英語がわかるインタラクティブなロボット犬と、2輪で自立するロボット『Omnibot Hello! MiP』の2種類があります。バンダイのスマートペットは、顔がiPhoneの次世代ペットロボット。iPhone/iPod touchと連動して遊ぶことができます。
お手頃でいろいろ試せるという利点がありますが、AIBOシリーズのような高性能ではないので、愛着がどこまで湧くかというところは少し気になるところではありますが、ペットロボットを知るという目的であれば、その機能は充分揃ってます。

■次世代はヒト型コミュニケーションロボット
AIBOの例にあるように、ペットロボットブームがひとまず終了ということで、次なる注目ロボットは!となるところです。そこで登場してきたのが、家庭用ロボット。ソフトバンクが発表した「pepper(ペッパー)」に代表される“人型”の家庭用ロボットが主流になってくるでしょう。
人間の感情を認識し、会話もできるその愛くるしい姿は、みなさんもニュースなどで1度は目にしていると思います。ソフトバンクの孫正義社長がpepperお披露目会見でこう説明しています。
パーソナルロボットとして、家族の喜びのために、人の喜びのために、意識を持って幸せになってほしいと思いながら動くロボット、それがpepperですと。
なかなか手が出ない、一般家庭には向いていないものが多かった人型ロボットですが、pepperの価格は198,000円。将来はコストダウンを見込んでいるというから、これは期待が出来そうです。

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